腰の脇がつっぱったり違和感感じる人はおられませんか?
ちょうど腰のくびれを親指と人差し指の間でつかんだ時に親指が当たる部分、腰の骨というより脇腹あたり…。
先週くらいからそこにこわばりや違和感を感じている方が増えてきています。
痛み!とまではいかないけど、なんか張っている。こわばっている。つっぱる。違和感がある…
これ実はぎっくり腰の前兆なので気を付けてくださいね。なんか違和感を感じるからとストレッチで無理にひねったりするとそれが引き金となり、本格的に腰を傷める可能性があります。
で、この不調で来られた方を見ているとある原因が浮かび上がって来たんですね。
それが隠れ脱水です。
痛くなっている正体は腰の骨の脇を支えている腰方形筋という筋肉なんですね。
この筋肉自体はどちらかというと大腸に関係する筋肉なんですが、腎臓の不調の影響を受けて硬くなったり緊張したりすることがあるのです。(不調と言っても病気ではないので心配は不要です。ただ放置すると本当に病気につながったりするので注意してくださいね。)
で、その腎臓の不調の原因が水分不足でした。
皆さん、暑い時は比較的水分摂取を心掛けておられますが、寒くなってからは思った以上に水分摂取が少なくなっている場合があります。
さらにこの時期は結構空気が乾燥しているので、吐く息から水分が放出されて、身体が意外と水分不足・脱水気味になっている事が多いのです。
「そういえば今日、全然水分摂っていない。」
思い当たる方は次の事を心掛けてくださいね。
- 朝起きたらまず水(常温またはぬるめの白湯)をコップ一杯飲む。
- 日中も一気に大量ではなく、少量をこまめに水分摂取する。
- コーヒー、緑茶、ジュースは嗜好品ですので水分摂取としてこまめに飲むには不向きです。水(常温または白湯)、ほうじ茶、ルイボスティ、紅茶、が適します。
- 寝る前にも温かめの白湯を飲む。
また、りんごや柿、みかんなど季節の果物は水分たっぷりな上に、ビタミンなども豊富なので、これから増えてくる風邪・インフルエンザ対策にも有効です。上手に摂取してみてくださいね。