犯人は実は…
「包丁」
…え?
なんでやねん!
って思うでしょ!
ええ、私もそう思いました(笑)
症状の原因をどんどん追っかけて行くと、二の腕の張りに行きつき、その原因をさぐると「包丁」にたどり着きました。
「包丁でなんか困っていませんか?」
「あ、そういえばお店の包丁の切れが悪くていつも大変なんです。」
その方は調理の仕事をしておられるのですが、包丁で何十個も野菜を切り刻む仕込み作業があったんですね。
その時の「包丁の切れが悪い」
切れのいい包丁だと力を入れなくてもカット出来、作業もはかどるものですが、切れが悪いとどうしても力で押し切るようになってしまう。
それが腕の筋肉の酷使につながり、肩・首・頭に影響を及ぼしてたんですね。
包丁の切れやすさ、たったそれだけの事でもそれが毎日続くと身体に悪影響が蓄積していき、慢性的な不調の原因になる場合があるんです。
日本人の良いところなのかもしれませんが、自分の周りの環境を変えようとするよりも、与えられた環境でベストを尽くそうとするところがあります。
特に仕事の場では欧米の方が自分の働きやすさを求めるに対し、日本人はそういうところで公に不満を述べない風潮というか、不満をいえない雰囲気がありますよね。
たとえば、仕事の際のデスクやチェアーの質や身体のマッチング、ノートパソコンの使用、キーボードの配置、車のシートのポジション…
ちょっと「聞きたくない!聞きたくない!」っていう人もいると思うんですが、職場って「人生の大半を過ごすところ」でもあるんですよね~
イチロー選手が長く現役を続けるために、フォームを見直したり、使用するバッドやシューズにこだわったりするように
今やっている仕事のやり方や環境を少し見直すだけでも身体のつらさが大きく変わる場合があることを知っといてくださいね。
そして気になったらいつでもあすとらむにご相談くださいね!