先日、久しぶりに体重計乗ってみてビックリしました!
ベスト体重から5キロふとってる…
どおりで身体が重いはずです。
8月末までに戻します!
やっぱり定期的に自分を客観的に見直すことって必要ですよね。
体重計しかり、健康診断しかり。
あと、『鏡で自分の全身を映す』っていうのもとても有効です。
私は通勤中の信号待ちの際に、隣のマンションのガラス扉に映る自分の姿をみて、姿勢の乱れをチェックしています。
御来院のクライアントさまの中でも、バレリーナの方とかダンサーの方は常に鏡で自分の動きをチェックされてるので、姿勢の乱れに敏感ですね。
『姿勢の乱れ、身体の使い方』を気にされる、アスリートやダンサーのクライアント様から良く受けるのが
「左右の肩の高さの違いや膝の向きの違いなど、姿勢や動作のアンバランスに気づいた時、自分で補正するべきですか?」
という質問です。
答えは「施術を受けてから意識してください」です。
というのはですね。歪みやアンバランスになっている場合、そうならざるを得ない問題が身体にある事が多いんですね。
それは何かというと
①一部の関節の特定の動きが悪くなっている。
②一部の筋肉が緊張したり、ゆるんだりして、結果他の筋肉の働きまでおかしくなっている。
③脳からの命令が上手く届いてないし、脳も問題個所の異常をしっかり把握できていない。
っていうのがたいがいの理由です。
で、これをほったらかしにしてそのまま動き続けたら、そりゃ故障してしまう訳ですが、自分で補正出来るかというとそれも難しいんですね。
例えば本来、背骨は左右の傾きなく、床に対して垂直に伸びています。
腰に歪みがあり右に傾いた状態(腰の骨の関節の動きが悪くなって右に傾いた状態から中間~左に傾いた状態になれない状態)になってしまったとしましょう。
その時に自分で左に補正しようとしても、かんじんの歪んでいる部分は関節の動きがなくなっています。
そこで無理に補正しようとするとこのように、元々の歪みに新たな歪みを乗っける事で補正してしまうのです。
その場合はやはりしっかりと元の歪みを整体で取る必要があるんですね。
そうする事で雪だるま式に歪みが増えて行くことを防ぎます。
もう一点よくあるのが「歪みってどこまで取り除く必要があるんですか?」っていうお話。
実際はですね。別にそこまで歪みを恐れる必要はないんです。
足には利き足と軸足がありますし、手には利き手と非利き手があります。
動作という点でいえば、かならずといっていいくらい、人間の身体には左右差があるんですね。
一説には骨盤には必ず左右のずれがあり、それがないと逆にスムーズに動けないらしいです。
スポーツ科学などの世界では逆に身体の歪みを利用してよりパフォーマンスを上げる理論などもあります。
ここで大切なことは、歪みには二種類あるんですね。
一つは『身体に問題があって、その結果歪んでしまっているもの』、もう一つは『動きの中で必要があって歪んでいるもの』
大事なのは前者は取り除いて、後者は上手く活用するべきなんですね。
順番もこの通りで、ます初めに前者を取り除く事が必要です。その上で多少歪みが出てもそれほど気にする必要はありません。
逆に言うと必要があって歪んでいても、その歪みが固着するなら一度取るべきです。
一度取ってあらゆる方向に行ける状態にした上で、必要な歪みが起こるのはかまわないのです。
なにぶん、ご自身で判断されるより、直接私に聞いていただくのが一番早いです。
気になることは施術の際になんでも聞いてくださいね!