”健康”を決定する5つの要素vol.3 ②身体の使い方 ~姿勢について~

皆さんのご自身の健康を保つために必要なものとして5つの要素があります。

今回はそのうちの②身体の使い方について説明をしたいと思います。

身体の使い方 ~ 姿勢について

あなたは「悪い姿勢」と「良い姿勢」、どっちが好きですか?

なんとなく「良い姿勢」でないといけない気がしますが、

なんで「良い姿勢」が必要なのでしょうか?

そもそも「良い姿勢」って何なんでしょうか?

なんとなく背筋がまっすぐに伸びていたら、「良い姿勢」っぽいですけど、実はそうではないんですよ。

 

 

実は「良い姿勢」とは「身体の各関節に最も負担が掛からない姿勢」のことを指します。

寝ているだけで、座っているだけで、立っているだけで身体の書くパーツには重力がかかり、骨には荷重が、筋肉には伸張がかかります。

良い姿勢とは『各関節に最も負担がかからず、骨にも余計な荷重は掛からず、筋肉も無駄な緊張を強いられない状態』いわば、一番身体が楽できる状態なんですね。

一般的には、壁に後頭部、肩甲骨、お尻、踵を付くように立った時、腰に手がギリギリ入るくらいが良い姿勢と言われます。

さらに本質的な話をするなら、座っているなら頭の重心がまっすぐに坐骨から椅子に抜ける姿勢。立っているなら頭の重心が骨盤の中心を通ってまっすぐに足の裏から地面に抜けていくのが良い姿勢となります。

 

ところがですね。実はそうとは限らない!良い姿勢って人によって微妙に違うんです。

その人の体格、体質によっても異なりますし、その人の年齢やその時の体調によっても異なります。また女性の場合、妊娠の各段階で異なります。

良い姿勢が何か分からない… さて、どうしましょうか?

 

その場合、シンプルに悪い姿勢を止めればいいんです。

悪い姿勢とは『各関節に無駄な負担がかかり』、『骨にも余計な荷重が加わり』、『筋肉は無駄な緊張を強いられる』状態です。

本来ならそのような姿勢は自然と取りたくないので、無意識で修正します。

ところが以下のような状態に陥ってしまうと、その無意識の修正が加えられなくなります。

関節の動きが損なわれていて、姿勢を修正できない。
筋肉が思い通りに収縮・弛緩できなくて骨格を歪める。
筋膜・結合組織(筋肉や骨格、内臓の支持体)に変な張力がかかっている。

たとえば、背筋を伸ばして座りましょう。と言われた時、身体に問題があると背筋を伸ばすことが出来ません。

それを必死に伸ばそうとしても、その状態をキープできないし、無理にその状態をキープすることで他の問題が起こります。

そういう場合はまず最初に、その歪みを取り除く事が先決なんです。

それはまさしく整体の目的とするところです。

これらが解消し、

関節の自由な動きが取り戻され、
筋肉が自在に収縮・弛緩できるようになり、
筋膜・結合組織が滑らかに働きだすと、

身体は自然と最も負担の少ない、バランスの良い状態に勝手に収束して、勝手に良い姿勢を取れるようになります。

こちらは、クライアントさんに「普段通り、自然に座ってください」とお願いして座っていただいた姿勢の違いです。初回の施術前と2回目アフター(正確には3回目の施術前)で自然と姿勢が変わっているのが分かりますね。

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