スポーツクライミングってご存知ですか?
道具を一切使わず、自分の手と足の力だけで反りかえる崖を登り切るフリークライミング。そこからさらにスポーツ性を進化させたスポーツクライミングは、2020年東京オリンピックの追加種目にも正式採用された今注目の競技です。
スポーツクライミングは三つの種目があるんですね。
リード種目…高さ12メートル以上の壁を6分の制限時間内にどこまで登れるかを競います。
ボルダリング競技…高さ5メートル以下の壁に複数設定されたコースを制限時間内にいくつ登り切れるかを競います。
スピード競技…高さ10メートルまたは15メートルの壁をどれだけ早く登り切れるかを競います。
そんななか、今後ますます活躍が期待される日本のユース選手の一人、小西桂君が当院に通ってくれています。
当初、肘から先が冷たく感じるとの事でご来院いただきました。それ自体は筋肉のこわばりにより血管が圧迫、血流不全を起こしていた事が原因なので、筋肉の緊張を緩める施術ですぐに解消。
それよりも問題なのは、特定の筋肉ばかり緊張させている状態です。そのような身体の使い方をしていると、当然ながら100%のパフォーマンスを発揮できないし、怪我や負傷の元となります。足の指一本一本がきちんと働いているか確認するような細かい全身の調整で、バランスよく身体を使えるように整えさせてもらいました。
その甲斐あってかどうかは分かりませんが、その後の大会で好成績を残して日本ユース代表選手に選出、8月上旬にロシア・モスクワで開催された世界ユース選手権に出場されました。
結果、リード競技で3位入賞、ボルダリング競技で5位!
実は、当院でスポーツのケアをやったクライアントさん。
なぜか、優勝するのです。
しかも連勝はザラ。
もちろんクラブ内イベントだったり、市民大会だったりはしますけど笑
となると、今度のアジア大会は優勝してもらいたいし、
なにより、ゆくゆくはオリンピックで金メダル。
チャンスがあれば東京オリンピックで金メダル。
獲ってもらいたいですね~。
あすとらむでは粛々とご本人の実力を発揮できる身体づくりをお手伝いするのみですが、市民大会であっても、世界選手権であっても、オリンピックであっても、最大限お役に立てるよう力を尽くします。
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