子育て中の腕の張り

昨日来られた産後1月半のお母さん。

出産前に頑張ってケアに通っていただいていた分、出産はすごくスムーズだったとの事。

骨盤の状態もすこぶる良好。むしろその日の他の患者さんの方がよっぽど骨盤の状態は悪うございました。

 

その一方で赤ちゃんのお世話で上半身がボロボロ… 肩や背中の張りと腕の腱鞘炎がとてもツラいとのお話でした。

たしかに腕がパンパン!

「産後、腕が張って痛くて痛くて、お乳をあげるのに抱くことが辛くて、これが続くのかと思ったら、ほんと、泣いてしまいました。」

「出産の時も、その時に一部会陰切開された時も、その後の痛みも、泣くことはなかったのに、腕の痛みはホント泣いてしまいました。」

たかが、腕の張り。 されど、腕の張り。

3キロの鉄アレイ。持ち上げるのはそんなに難しくはないけど、それを1時間持っているのは辛いですよね~。

産後のお母さんはそれを四六時中持ち続けるのと同じような負担が掛かります。

さらにそれは4キロ、5キロとどんどん重くなる… しかも腕の中でドンドン動き回る…。

 

男性ですらかなりつらい状況ですが、それがお母さんの細腕にかかるなら、そりゃあ泣くほど痛くなるでしょうとも。

そして痛くてやりたいことが思い通りにできない状況ってこれまた泣きたくなるものです。

馴れない育児でヘトヘトになって、これがこの先ずっと続くのかと思った時、心折れそうになるかも知れません。

そんな時、お子さん連れでも構いません。

お子さん預けられるならなお良いです(お母さんがリラックスできます)。

「先生、つらい。なんとかして。」って電話くださいな。

育児のお手伝いは出来ませんが、なるべく身体を楽にして差し上げることで、あなたの育児を少しだけお手伝いします。

 

 

腕の張りや腱鞘炎は、基本使いすぎによって起こります。

細かく言うと赤ちゃんを抱く時の肘の角度とか手首の角度とかも気を付けた方がいいのですが、やはり一番の原因は使いすぎです。

その腕の張りを解消するには湿布でも塗り薬でもなく、やっぱり人の手によって刺激を入れるのが一番です。

ただ揉み解すのでなく、使い過ぎて緊張している筋肉に的確にその緊張をリセットする刺激を入れる必要があります。

もちろん、またしばらくすると張ってきますが使わないわけにはいかないからそれは仕方がない。

それでも少しでも楽になって、子育てが楽になるといいですね~。

お悩みの方はぜひご相談くださいね。

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