肩こりがもたらす不都合な真実

肩こりが悪化するとどうなる?

肩こりでお困りの方は本当にたくさんおられます。
しかし、肩こりは病気ではないから。慢性的なものだから。と放置していませんか?
肩こりを放置しておくとさらなる他のトラブルを引き起こす恐れがあります。

頭痛・腰痛

首は頭部を支えている重要な部位であり、脳の活動に必要な酸素を供給するため左右に4本の動脈が存在します。首と肩は複数の筋肉がつながっており、肩こりが生じると肩や首周辺の筋肉が緊張・硬直して、頚部や後頭部周辺の血液循環が滞りがちになってしまうのです。
そうして起こるのが後頭部からおでこに抱えて痛みが起こる筋緊張性頭痛です。また首周辺の筋肉の緊張は頭蓋骨の底の部分の歪みを生じ、偏頭痛の原因にもなります。
一方で僧帽筋・広背筋などの筋肉により、腰と肩はつながっています。
肩が凝ると腰につながる筋肉も緊張して、慢性的な腰痛やぎっくり腰(急性腰痛)のきっかけとなるのです。

頭皮および髪のトラブル

上記でも記述した通り、肩こりは首周辺の血行不良を招きます。
そのことによる弊害は、髪にまで及びます。頭皮には多くの毛細血管が張り巡らされており、健康な髪が育つために必要な栄養分を血液が毛根に届けています。頭部に運ばれる血液量が減少すれば、必然的に髪に必要な栄養分も不足し、髪が育ちにくい頭皮環境になるのです。
また首の筋肉の緊張は頭皮の直下の筋肉にも緊張が伝わるので、これも血行不良の原因となります。
毛が痩せる・薄毛・抜け毛など、髪のトラブルは女性も男性も気になる問題です。必ずしも肩こりが髪のトラブルを引き起こすわけではありませんが、やはり肩こりがひどい人は頭皮も硬く、頭皮自体が薄くなっているのは施術していてとても実感しています。

めまい、耳鳴り、突発性難聴の原因になる場合も

肩こりは首の深層の筋肉の緊張にも大きく関係します。これによる血行不良や神経への干渉、リンパ液の鬱滞により、めまいや耳鳴り、突発性難聴や耳の閉塞感が生じる場合があります。病院で良性発作性頭位めまいやメニエール病と診断された方も、肩や首のこりを解消する事で症状が収まるケースもたくさんあります。

高血圧の危険性も?

高血圧には「二次性高血圧」と「本態性高血圧」の2種類あるのをご存じでしょうか?前者は病気と因果関係が認められるもの、後者は原因不明の高血圧です。
しかし、実は後者の「本態性高血圧」と肩こりは深く関係していると考えられています。肩こりによって血行が悪くなるとどうなるか?脳への血流が不足します。それは身体にとっては危機的状態なので心臓は血液を送ろうと血流量を増やします。しかし、血液が流れにくくなっている状態で血流量を増やそうとしてもスムーズに流れないため、結果的に血液を送る圧力を高くせざるをえなくなり、高血圧になるのです。
また、肩こりによって生じる様々な不調による不安感、ストレスは交感神経を高ぶらせ身体は常に緊張状態・興奮状態を強いられます。それによって高血圧を引き起こすこともあります。
いつだって今が最高のチャンスです
肩こりを放置しても良いことはありません。日々を笑顔で過ごすためにも、あすとらむの施術を受けて早めの肩こり改善を目指しましょう。
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