“健康”を決定する5つの要素vol.6 ⑤環境 ~有害物質 薬

皆さんのご自身の健康を保つために必要なものとして5つの要素があります。

運動量、身体の使い方、食事ときて、次は④環境についてお話したいと思います。

環境 ~その内、化学的に影響を与えるもの

環境とは「自分を取り巻き、影響を与えるもの全て」を指します。

自分に関係する自分以外のすべてのものを指すのでとても幅が広いですね。

一般的には「自然環境」と「社会環境」に分けることが多いのですが、今回は「化学的に影響を与えるもの」と「物理的に影響を与えるもの」に分けて説明していきたいと思います。

今回はそのうちの「使い方によっては化学的に身体に悪い影響を与えるもの、または与える恐れがあるもの=有害物質」について説明してみたいと思います。

整体をやっていると「薬を使いたくないから」という理由で御来院される方もたくさんおられます。

実際私もなるべく使いたくない派ですが、人類がこれだけ発展できたのも医学の発展、さらにいうなれば薬の発展によるものと言えます。

本当に必要な時はしっかりと使って、その恩恵にあずかるべきですね。

しかし良く言われることですが、薬は、クスリにもドクにもなります。

よく効く薬ほど「副作用」という形で身体に悪い影響を与えることもありますし、また副作用の少ない薬でも、用法・用量を間違えたり、乱用する事で害を及ぼすことがあります。

例えば鎮痛薬(痛み止め)を頭痛の時に使う人も多いと思うのですが、常用し続ける事で脳が過敏となり、ますます強い痛みが常時襲ってくる「薬物乱用性頭痛」というものがあります。月15日以上の服用が診断基準となりますが、月10日以上使用する人は要注意ですね。

 

また、自然素材で安全と思われる漢方薬も確かな知識の元に処方してもらわないと健康を害する場合があります。

漢方薬の原料は植物由来の成分が多いのですが、植物には意外と多くの種類に毒性成分(それをうまく使えばクスリになる)を含んでいる場合があるので注意が必要ですね。

むしろその毒性成分をうまく利用しているのが漢方薬ですので、それゆえに処方が大切なんです。

 

そして薬に関しては、自分の意志で摂ろうと意図しなくても、食品から摂取してしまう場合もあるので注意が必要です。

たとえば食肉の元となる家畜には大量密集飼育での病気のまん延を防ぐために、飼料に抗生物質を混ぜて与えられており、それらが食品を介して人体に入る恐れもあります。

また穀物や野菜、果物に付着した残留農薬も健康に害を与える可能性があります。ただ、残留農薬に関しては流水で時間をかけてしっかり洗う。オレンジやレモンなどは荒塩でこすり洗いをすれば、かなりリスクは下がると言われています。ただしカット野菜などすでに洗浄されているものは、品質保存・鮮度保持のために塩素滅菌されており、その際にビタミンなどが流出して栄養価の低下が起こっている場合があるので注意が必要です。

食べ物は栄養価だけでなく、それがどのように作られているかを見極め、良くないものをどの上手に避けるかが大切ですね。

 

次回は加工食品についてお話します。

加工食品

多くの食べ物は長期間保存することは出来ません。そのため、品質保存や有効利用、安定供給のために調味や加熱等の加工を加えたものが加工食品です。

加工食品はその加工度合いから4つのレベルに分かれます(サンパウロ大学が考案したNOVA食品分類)

レベル1…未加工または最低限の加工をしたもの。生もしくは加熱、乾燥、冷凍、粉砕などをしてある。
例)野菜、豆、米、肉、魚の他、パスタや小麦粉など

レベル2…料理の材料。レベル1から直接作られるもの。
例)塩、食用油、砂糖、酢、ハーブ、スパイス

レベル3…加工食品。レベル1にレベル2を加えてつくる比較的シンプルな加工
例)パン、パスタ、チーズ、ジャム、缶詰・瓶詰食品、燻製肉

レベル4…超加工食品(ウルトラプロセスドフーズ)。高度な加工が施されたもの。保存性・利便性に富むが、添加物も多い。
例)スナック菓子、ファストフード、冷凍食品、総菜、外食(格安チェーン店系列等)

加工食品は加工すればするほど、本来の栄養価が低下したり、味や色味が落ちてきます。

そしてその分を添加物で補なっています。

適度の添加物の使用は逆に食中毒を防ぐ等のメリットがありますが、資本主義社会の元で食の安全よりも企業の利益を優先して作られた食品には注意が必要ですね。

特に超加工食品は、糖質や脂質が多く含まれ、ビタミンやミネラルは少なく、効率とコストを求めて食品添加物も多く含まれがちです。

加工食品に含まれる食品添加物(pH調整剤、保存料、着色料、酸化防止剤、着色料、発色剤、香料など)は発がん性や、染色体異常・催奇形性などの危険があります。

全体の食事における超加工食品の割合が10%増えるごとに、がんの発症率が10%以上上がるとの研究結果も出ています。

単体では安全性が保障されていると言われていますが、複合的に摂取した時にどのような影響が起こるかは検証されていません。

また実際に日本では安全だと承認されている添加物が海外では使用禁止になっている事も多く、世界的に日本は食品の安全性について低評価を受けているのは事実です。

たとえばピロリン酸塩、ポリリン酸塩、メタリン酸塩などのリン酸塩はいろいろな加工食品に使われているのですが、腎機能の低下や骨代謝異常、鉄欠乏性貧血の誘発などの危険性があり、EUでは使用禁止が検討されています。

また、うま味調味料であるグルタミン酸ナトリウムはそれ自体の危険性は否定されていますが、大量摂取すると神経毒として働く可能性が指摘されており、摂りすぎに注意です。

大量摂取なんてしないよ!と思われるかもしれませんが、塩味や辛味は過剰だとしょっぱすぎたり辛すぎたりして食べれないのですが、グルタミン酸ナトリウムに関してはある程度味覚が飽和するとそれ以上は感じなくなり、同じような味になってしまいます。そのために摂りすぎに気づけないし、調理者の方も多めに入れている事に気づかないんですね。

さらには「アスパルテーム」「アセスルファムK」「スクラロース」などの人工甘味料もその安全性に疑問が持たれています。また、甘みを感知したのに血糖が上がらない事に脳が混乱し、結果食欲が増して食べ過ぎてしまい、余計に肥満を進めてしまうという問題もあります。

しかも人工甘味料というと清涼飲料やダイエット菓子に入っている様に思われがちですが、実際はその用途は広範です。スーパーの総菜など様々な食品に含まれているので注意が必要ですね。

 

ただ、すべて排除するのは難しいし、それでは人生が楽しくないのも事実です。

便利で美味しいですが、摂取しすぎや依存しすぎにならないよう注意して、うまく活用することが大切ですね。

ポイントは

・普段から成分表示を見る習慣をつけ、不自然なものがたくさん含まれる食品は避ける。

・野菜などはしっかりと流水で洗う(無農薬有機野菜などは逆に洗いすぎないほうがいいです)。味が濃い総菜などはものに依りますが、湯通し(ザルに食品を入れ、熱湯をかける)するのも有効です。

・100%を求めると逆に人生がおかしくなります(そういう知り合いがいます)。たとえば超加工食品と自然食品をうまく組み合わせてバランスを取るなど、ライフスタイルに合わせてスマートに使いこなしましょう。

 

次回は内分泌かく乱物質(環境ホルモン)についてお話します。

関連記事

  1. 気候変動と人の体調

  2. 姿勢は大事!なぜ大事?

  3. ダイエットを成功させるには

【あすとらむ】へようこそ

ヒーリングオフィスあすとらむは横浜市営地下鉄中川駅すぐにある難治性疼痛(病院の通常の治療であまり良くならない身体の不調)の解消とマタニティケア(不妊解消、切迫早流産や逆子回避、安産整体、産後の骨盤ケア)を得意とする整体院です。
地元中川周辺だけでなくセンター北など港北ニュータウン一体、あざみ野・たまプラーザなど田園都市線沿線などからたくさんの皆さんに来ていただいています。
お困りの方はぜひあすとらむにご相談ください。

横浜市都筑区中川1‐19-25露木中川ビル202
045‐532‐4650
月火木金土 9:00~19:00
水     9:00~13:00
日祝    定休日

YouTubeやってます!


↑クイックでYouTubeに移動します。

Twitter でフォロー