昨日は朝から夕方までフル稼働でした。ありがとうございました。
あすとらむは当日予約、直前予約大歓迎ですが、それゆえにご希望時間が重なり、ほかの時間やほかのお日にちをお願いすることが増えてまいりました。
変更はお早に連絡いただければ何度でも構いませので、予定のめどがつき次第、ご予約を取っていただくことをおすすめいたします。
開院以来、ご利用いただいているクライアント様から差し入れを頂きました。
おいしゅうございました。
そのクライアント様に喜ばしい出来事がありました。
ふくらはぎが太くなったのです。
「ふくらはぎが太くなった?いや細くなりたいでしょ?」
普通そう思いますよね?
そのクライアント様は腰痛では治りにくい部類の脊柱管狭窄症を患っておられました。
腰~臀部の痛みと10分くらい歩くと足が痛くなって歩けなくなる間欠跛行(かんけつはこう)と言う症状が出ていました。
さらに腰の骨を圧迫骨折をされており、それによる上部腰椎(上のほうの腰骨)の痛みが常時ありました。
当初来られていたときは足を引きずるように、少しの距離も歩くのに時間がかかっておられました。
15回目の今はピンピン…とまでは言いませんが足を引きずることなく歩かれています。
「最近どうですか?」
「腰の痛みはあまり気にならないけど、歩くと足が痛くなるんですよね~」
そうおっしゃいますが、詳しく話を聞くと、痛みの質が変わってきています。
腰や臀部の痛みはほどんどなく、長く歩いていると足が重だるくなるそうです。以前のように途中で歩けなくなるわけではなく、その重だるさは自宅に帰ってからも続くようです。
実はその重だるい痛みは、以前あった間欠性跛行ではないんですね。
長く患っているうちに脚力(足の筋力)が落ち、それが筋肉痛を起こしているようでした。
そして、ある変化に気づきました。
「あれ?ふくらはぎ太くなってません?」
「そうなんです。お医者さんにも言われたんです。筋肉ついてきてるんじゃないか?って」
年齢を重ねて問題になるのが体力の低下です。そのうちの大きな問題が筋力の低下です。自分の足で歩いて回れることは健康の大根底です。
筋力が落ちる → 関節に負担がかかる → 痛い → 歩けない → 筋力が落ちる
この悪循環により徐々に体力が失われ、行動が制限されてきます。
それを防ぐために筋力はなるべく落とさないように努力しないといけません。逆に筋力がついてくると症状は生じにくくなり、より活動範囲が広がります。そのことで体が鍛えられ、より筋力がついてくるというよい循環が生まれます。
その方の今後が回復がとても楽しみです。