時々テレビなどでこういうのを視ませんか?
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整体師、タレントさんの肩を挙げながら「ほら、見てください!肩が挙がらないですよね!」
タレントさん「はい」
整体師「でも、ここをこうすると…」
タレントさんの肩をごちょごちょごちょ!
「では、もう一度いきますよ~!」
「ほら!」
タレントさん「えー!すごい!挙がる~!」
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みたいなこと。
でもあすとらむではあまりビフォアアフターを見せるってことはやっていません。
そういうのはあくまでパフォーマンスなんで、それで本当にその人が持つ問題が解消するかっていったらまた別問題なんですね。
本当に身体の不調にお悩みの方には、そういったパフォーマンスはあまり意味がないんじゃないかと思っています。
もちろん施術の効果を確認することはクライアント様にとっても改善を後押しするモチベーションにつながるので大事で、変化を実感していただくことは必要だとは思っています。
開業当初はいち早く症状を取るために、症状をとことん解消するための施術をやっていました。
でもそのやり方では、その場で変化が出ても、しばらくすると元に戻り、長期的に見ると症状はずっと残っていたんですね。
そこがずっと悩みの種だったんです。
そこで症状を取る事よりも、シンプルに身体の働きが落ちている所をちゃんと働くように調整することに専念するようにしたんですね。
一回一回の施術だけみると、症状をとることに専念する施術を行なった方が直後の状態はいいかもしれません。
でも何回か施術を重ねると明らかに身体を整える事に専念した方が圧倒的に結果が良い。
また重度の症状や長く患っている症状をその場で変化を出そうとしてもなかなかうまくいかないものなのです。
いろいろやってみて、本当に必要なのは望まれる理想の状態に持っていくために、そこから逆算して、一回一回の施術を戦略的に組み立てていくことだと分かったんですね。
また、一時期、姿勢の変化を写真に撮って比較していた時もあります。
そうすると確かに、症状の改善とともに、どんどん姿勢も良くなっていかれる方がおられる一方、身体のゆがみはそのままで症状や体調がどんどん良くなっていかれる方もたくさんおられるんですね。
ここ、説明が難しいんですけど、人の身体って、見た感じで左右の高さが違ったりして、歪んで見えてもそれ自体は別にそこまで問題ないのですね。
なぜなら、利き手もあり利き足もあれば軸足もある、身体の使い方は必ず左右均等ではないので、むしろ多少歪んでいるほうが使いやすかったりします。
問題なのはその歪んだ状態が固着してしまって、歪んだ方向にしか身体を使えなくなっている状態です。
関節のさびつきや筋肉の緊張バランスの崩れ、さらには筋肉の発達の違いや脳や神経の間違ったプログラミング(特定の運動パターンが学習強化された、いわゆる“悪いクセ”がついた状態)がそういった歪みの固着を生むんですね。
なので歪みの固着さえ取れたら、多少見た目の左右差などがあっても、身体はどんどん調子よくなっていきます。
それが分かった時点で、「ほら!施術の前と後で姿勢がこんなに変わったでしょ!」と示す意味がなくなったのです。
まあでも、ホームページとかの見栄えを考えると、派手なビフォアアフターの写真をたくさん並べた方がウケが良いらしいです。
難しいですねえ~。
お悩みを解消して、快適な生活と充実した人生を手に入れるのに「遅すぎる」ことはあっても「早すぎる」ことはありません。
長いけど限られた人生、ずるずると長く苦しむより、早く良くなってやりたい事を心おきなくできる身体になりませんか?
あすとらむでは「良くなりたい!」と思っておられるあなたの想いにお応えする施術を用意して、あなたのお越しをお待ちしています。
この機会に痛みや不調のない身体を手に入れましょう!